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反共である理由

そもそも、なぜ人が反共思想に染まるのかについては諸説ある。

一つは人本来が持っている保守志向(昔を懐かしむ、秩序を維持したい、新しい物に対する警戒感)などがあげられる。人は、自己の経験の範囲外の事やものに対して、期待あるいは恐怖のいずれかに極端に偏った感覚をもつ傾向がある。このようなときには、たとえ些細であったり根拠が乏しいとしても、肯定的・否定的どちらかにとれる情報がインプットされると、妄想的感覚のポジティブフィードバックが形成され、極端な期待あるいは嫌悪感に結びつくことが起こり得る。この後者の状態として、反共主義をとらえることができる。また、実現性が未知数で確かな力をもたないものよりも、既存の強者・権力者に寄り添いたいと思う人間心理と結びつけることもできる。
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もう一つは共産主義そのものに対する拒絶反応である。例えば、私有財産制度を維持する立場である。共産主義はもともと、私有財産制(生産手段の私有)を貧富の格差を生み、紛争や飢餓などを生む要因として否定していた。日本経済団体連合会や日本商工会議所、日本青年会議所が自由民主党を支持するのは、自身の既得権益を守らんがためである。
さらにあげられるのは、伝統維持の立場である。共産主義は、伝統は階級社会の産物であり、歴史的に変化するものと考える。ピノチェトは、軍事クーデターを起こした理由を聞かれ、「共産主義がカトリックの伝統を破壊するからだ」と述べた。

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2009年11月04日 03:05に投稿されたエントリーのページです。

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